それぞの役割

深谷太陽農園には現在、8名、障がいを持ってる子がいます。

 

そのため、最近、福祉関係者の方々とお話しをする機会がとても多くあります。

 

職務経歴の中で、福祉関係の仕事に携わった事がありませんので
皆さんの話しは本当にいつも新鮮に感じます。

 

今、障がい者の人達とお仕事をしていますが、

私や岩井は
あまり「障がい福祉」「地域福祉」という事を意識した仕事はあまりしていません。

 

ネギを沢山作りたい。いいねぎってなんだろう。
冬のネギの病気は?夏ねぎも攻略したい。
早く、みんなにねぎの作り方を覚えてもらいたい。

 

そんなことばかり考えています。

 

会社として、彼らと働くという事は
よく、「受け入れる」という言葉を耳にします。

 

少し前は当たり前の様に「受け入れる」という言葉に
違和感を持ちませんでした。

 

年月を重ね、沢山の人達と話すようになり、何となく
「受け入れる」という言葉が嫌いになってきました。

 

受け入れているのではなく、働く人も私達もじっくり互いの理解を得た上で働いてもらっています。

 

障がい者を抱えた人には沢山の支援機関が寄り添います。
皆さんのそれぞれの仕事、役割がありますが

 

私達の役割はなんでしょう。

 

定義を付けるならば、様々な角度で定義付けを行えるでしょう。

受け入れるではなく、共生でもなく、純粋に「働く人、力」として彼らの力が必要なだけです。

 

一緒に働いてもらう以上、彼らや彼女に沢山の「幸せ」を感じて欲しいだけです。

 

そのために私達が行うべきことは、

対外的に見られた私達の責任や仕事を行うだけでは足りないと感じます。

 

できる事はやる。

出来ない事はどうしたら出来るようになるかを考える。
私達の力ではどうしようも出来ない事や、事実があるのならば、

責任を預けるのではなく出来る限り、一緒に責任を持つこと。

 

役割を超えた事はいずれ無理も生まれる事もわかっています。

 

私達は私達が出来る事を最大に行って、

ネギ栽培、販売を通し目の前の人達の幸せ、

携わって頂いている方々の幸せ、

多くの方々の幸せを追求したいと思います。

農福連繋に興味ある方、ぜひ気軽にご連絡ください。

深谷太陽農園 人事部長 田中

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