皆さま、2020年はどんな年でしたか?
2020年はもう本当に新型コロナウィルスショックの年であったと思います。
深谷太陽農園では幸いにも一番の得意先であるラーメン屋さんが必死に頑張って当園のねぎを使ったねぎラーメンを販売してくださり、
当園の長ねぎの出荷はほぼ例年通りに出荷をすることができました。
そのラーメン屋さんは先日、経済新聞のネットニュースで
「コロナ渦でも売り上げを落とさない会社」として取り上げておりました。
その戦略はまさにそのラーメン屋さんならではというか、
一朝一夕で他店が真似できるものではない、
まさにそのラーメン屋さんの熱い想い、文化があってこそできたことであり、
非常にありがたく、感動をした自分がおりました。
そのラーメン屋さんは長ねぎに対して非常にこだわりを持ってくれており、
生産者としては、今年もいいモノをしっかり作っていかなければ、
と心に強く思う次第であります。
さて、話しは変わりまして、、、
新年の抱負ということで、今後の深谷太陽農園の目指す方向を少し書いてみたいと思います。
2021年は「お客様に貢献をする」
ということを目標にしていきたいな、と思っております。
実は昨年の12月から、東京の「青山ファーマーズマーケット」
というマルシェに出店をしております。
そこで、直接お客様に販売をしていてすごく想うことがあって、、それは
「めちゃくちゃ楽しい」ということ。
なぜかというと、
完全なA品2Lねぎ(かなりいいねぎです。)
をリーズナブルな価格で販売をしているので、結果として、
めちゃくちゃ売れるし、
めちゃくちゃお客様に感謝されるからです。
私は昔から「いいモノをリーズナブルにお客様に売りたい」
とずっと思っていて、
けれど、そんな心の声がありながら、
近年はいかに自社の商品をブランド化させ、ストーリーを語り、
高値で販売をし、農業を儲かる農業にする
というのが、農業界、ビジネス界の常識であり、
みながそれに向かって試行錯誤、努力して、
私自身も、どうしたら高く売れるか、ということを必死に考えて
実行をしてきておりました。
けれど、今回のマルシェは実験として、
いいモノをリーズナブルに売る、、、、
リーズナブルというとちょっとブレるので、正直に言うと、
「いいモノを安く売る」
ということを実行してみました。
結果、めちゃくちゃ楽しくて><
たくさん売れるから、忙しいのに楽しくて、
そして、たくさん感謝されて
あー、目指す方向はやっぱりこっちかもーと、思った次第であります。
けれど、いいモノを安く売る、ことを継続していくためには、
本当に努力が必要であると思います。
あの、回転すしチェーンとかめっちゃすごいと思っています。
あれだけ美味しいお寿司をあの価格で提供して、
会社として利益をしっかりだし、従業員を幸せにさせる。
回転すしチェーンのことは全然勉強していないんで、内情はわかりませんが、
参考、目指すべき部分はあるなーと思っております。
そう、いいモノを安く売る、にはめちゃくちゃ努力が必要だなと。
まず土台として、いいモノを作る技術力が必要で、
安く作る生産力が必要で、、
リーズナブルにする加工力が必要で、、
一筋縄ではいかない非常に難しいことだと思っています。
まぁ結局いいモノ作って高く売ることも大変だから、
どうぜなら、皆が喜ぶ方を頑張ってみようと思っています。
深谷太陽農園 農場長 岩井
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